重要なお知らせ

商品パッケージ移行期間中につき、一部商品が写真イメージと異なる場合があります。
ご迷惑をお掛けいたしますが、新しい永平寺白龍も何卒よろしくお願いいたします。

米作り/田植え編

山田錦は、晩生なので、6月第1週か第2週が田植えです。そのため、GWの頃からボチボチと田植えの準備が始まります。

苗作りのポイントは、木酢液と薄撒き。
田植えのポイントは、深耕、1本植え、間隔を広く。

木酢液で種もみの選抜

種もみは、アンモニア水につけて、しっかり身が詰まったものを選び、更に木酢液に浸します(積算温度が100度になるまで7日から10日)。木酢液に浸すことで、悪い菌を除去し、発芽もしやすくなり、その後もイモチ病にかかりにくい苗が育ちます。それで、余分な農薬もいらなくなります。

薄撒きで丈夫な苗を育てます

苗床に種もみを撒く時、山田錦の種もみはコシヒカリの種もみの半分(60g)しか撒きません。これも、苗1本1本を根から健康にしっかりと育て大きな穂にするためです。苗の長さが15㎝くらいになると、さぁ、いよいよ田植えです!

田圃では田お越し、代掻き

田圃の土を高低差をなくして平らにすることで、田植え後の水管理をしやすくします。深く土を起こすことで、土への酸素も十分に行きわたり、田植えの時にも苗の根が着きやすくなります。また、草も起こすので、除草もかねてます。田圃の中のミミズなどの微生物も一緒に掘り起こされるので、耕運機の後ろを野鳥がついて歩きます。

丈夫な苗が育つよう、田植えの時の間隔を広く!

コシヒカリの背丈が80cm位なのに対して、山田錦の背丈は110cm位にまで成長します。晩生な山田錦は、背丈が十分育ったころに台風が来るので、台風の強い雨風にも、倒伏しないようにしなければなりません。そのために、間隔を広くとり、しっかりと根を張らせます。また、1本の細植えにすることで、分けつを多くして、有効な茎を増やします。

水管理と草取り

田植え後、10日間ほどは、深く水張り。その後1か月の間に太い茎で分けつをして欲しいので、浅水での管理。その後、中干しをすることで、根は、水を求めて下へ横へとしっかりと伸びます。また、苗と苗の間隔が広いことで風通しが良くなり、虫が付きにくくなります。

深水田圃、中干しの様子。山田錦の花と幼穂

穂が出ると、胚乳を育てるために

穂が出てくると、籾の中で十分に胚乳を育てるために、間断かんがいをします。朝の冷たい水をやり温かくなる昼前に水を落とします。追肥は、タンパク質を多くするので、やりません。

山田錦の栽培目標値

心白の出現率を高める → 千粒重を重くするのと同じ条件
一株の茎の数  18本~24本
一穂のもみの粒の数 88粒
玄米千粒重 27.0g
タンパク質含有量 6~7% 質素がタンパク質に替わるので、余分な窒素は与えない。

平成5年度 水稲収穫収量調査結果
吉田郡農協・高志農業改良普及センター資料

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